野鳥撮影の時にどんな靴を履いていけばいい?って結構悩みの種ですよね。
山奥に行くわけじゃないなら普通の靴でもよさそうだけど、汚れそうだし。
かといって長靴はちょっとイヤ。
私は3種の靴を天候によって使い分けています。
ここでは野鳥撮影に最適な靴を紹介します。
万能さがウリの防水ブーツ
先ほど3つの靴を使い分けているといいましたが、ほぼ7割は防水ブーツを使っています。
- どんな場面でも!
- 天候に左右されない
- 街中でも山野でも違和感なく使える
- どんな路面でも!
- 舗装路・土・砂・泥などなんでも対応可能
なんといっても使う場所を選ばないのが最大のメリットで、これ一つあればどんな状況にも対応できます。
山道は晴れた日でも水たまりがあったり土が泥状態になっていることもよくあることだし、水辺なら不意に濡れた部分に足を突っ込むこともあるかも。
公園だって昨日が雨なら、当日に晴れていても芝生を歩いただけで靴がびしょ濡れになることも。
防水ブーツならそんなあらゆる場面で対応可能。
濡れ対応は山や森に入る際はかなり大事。
天気が良くても地面が濡れていることなんて山林にはよくあることです。
舗装路面の公園以外では、数日間晴れが続いた時でない限り注意したほうがいいでしょう。
それにデザインもいい。
長靴だったら街中では恥ずかしい。現地まで車で行くならありだけど、自転車とか会社帰りにちょっと寄り道なんて時には長靴はちょっと……
でもスニーカーで森に入るのもどうなの?
なんて時でもブーツならデザイン的にどこにでも合わせられるので便利。
「よーし休日を使って野鳥撮影だー!」みたいに気合い入れていかなくても、気が向いたときにちょこっと行くときに万能な靴ってすごく便利なんです。
防水ブーツのメリット | 防水ブーツの | デメリット
---|---|
どんな天候でも使いやすい デザインもよい 足首が曲がり歩きやすい 足首の保護 | 蒸れる 舗装路では疲れる |
天候だけを考えれば長靴のほうが万能だけど、ブーツのほうが歩きやすいし便利。
デザインもいいし。(大事ですよ、デザイン)
ただ防水ブーツの宿命か、どうしても蒸れます。
私が100%ブーツで出かけない理由はこれで、やっぱりいい天気が続いた日にはほかの靴を使いたいなぁと思ってしまいます。
クッション性を上げるにはインソール
また、防水ブーツは長靴と似たような構造のため、クッション性が頼りないものが多く、舗装路を歩いていると足が疲れてきます。
山道は全く問題ないのですが。
なのでインソールでクッション性能を補っています。
すこし大きめサイズを購入して、厚めのインソールをIN。
これでアスファルトの上でも長時間歩ける防水ブーツの出来上がりです。
晴れた日はトレッキングシューズ
防水ブーツの欠点は蒸れること。
なので晴れた日はトレッキングシューズを使っています。
- グリップ力が強い
- 歩きやすい
悪路でも舗装路でも変わらずに歩けるので、長時間歩く際にはうってつけです。
トレッキングシューズのメリット | トレッキングシューズの | デメリット
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歩きやすい デザインもよい グリップ力が強い | 防水性 |
歩きやすくデザインも◎。
それに路面が滑りやすかったりしても安心で、長時間歩くならぴったりです。
防水対応はゴアテックス製という選択も
でもやはり自然の道を歩くと、水に濡れた路面に出くわすことはよくあります。
靴の中まで水がしみると最悪です!
だったら防水ブーツがいい?でも蒸れたくない…
そんな時はゴアテックス素材のトレッキングシューズを使えば、通気性と防水性を両立できます。
ゴアテックス素材は「防水透湿」という一見矛盾した特徴を両立した素材。
濡れずに、しかも蒸れずに歩くことができます。
ゴアテックス素材のトレッキングシューズはちょっとお値段が高くなりますが、1万円しないものもたくさんあります。
一つ買っておけばかなり役立つので、長い目で見ればお得かもしれません。
悪天候なら長靴一択
雨や雪など、悪天候時にはやはり長靴が最強です。
ダサいとかいってられません。
まぁたいていの人は雨の日なんかに外に出歩かないと思いますが。危険だし、レンズも濡れちゃいますし。
でも私は北海道住まいなので、雪の日に森に入ることもよくあります。
葉っぱがない季節だとエゾリスやシマエナガが見つけやすいんですよね。
どうしても雨や雪の中で動物を撮りたい!
そんなときには防水ブーツとかトレッキングシューズは役に立ちません。
- どんな悪天候でも安心
野鳥撮影をする人が多い森では長靴人口も多いので、恥ずかしいってことも意外と無いんです。
長靴のメリット | 長靴の | デメリット
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水の中に入ることもできる 積雪でも可能 | クッション性 |
長靴を購入する際のポイントは軽いものを選ぶこと。
重いと歩くだけで疲れてしまいます。
ちなみにクッション性のほうは防水ブーツと同様に、インソールで対応できます。
昔はゴム長一択でしたが、今はEVA素材のとっても軽い長靴が主流です。
野鳥の会の長靴がある!?
実は日本野鳥の会のレインブーツがあるんです。
最大の特徴は足首が柔らかく曲がるようになっていて、とても歩きやすい点。
デザインもカッコよく、いかにも山装備って感じです。
なんといっても膝近くまですっぽり覆う長さで、水や泥・虫の付着・草花の種の付着・藪のダメージなど様々なものから保護できるのがメリットです。
薄い素材のため雪道には適しませんが、歩きやすさと保護を両立させた万能靴ですね。
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